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葬儀アイテムのネット商品
2010年より総合通販サイトAmazon(アマゾン)より、棺が売り出された。
検索に「棺 通販」などと打つと数件のサイトがヒットするようになりました。
※棺といっても様々な種類がありますので、こちら▼を参考にどうぞ。
■人生で最後のお宿[棺桶(かんおけ)お棺(おかん)・柩(ひつぎ)]選びの重要なポイントとは?最期の安らかな眠りのためにできること
このようなネットショップを見る限り、個人に向けたサイトであるのは確かだ。
まるで本や服のようにクリックして買い物かごに入れて購入することが出来てしまう。
亡くなる人を見送る側の方ご自身がインターネットで探すわけですから、納期など気になるところ……。
まだ出店当初は注文から発送まで3.4日かかっていたようだが、そのため需要はなく思われていた。
今現在でも、赤ちゃん用棺桶は即日発送のものがあるが、6尺以上での棺に関しては発送までの3.4日という壁は越えられていないようだ。即日発送ではない現状で需要は増えているのだろうか?
家送葬通販
(かそうそう)
家送葬通販(かそうそう)という会社は赤ちゃん用の棺や仏具一式を多数取り揃えているネットショップで、『家で送る葬儀用品』の略のようです。
棺、骨壷、仏具のネット販売を立ち上げた先駆だそうだ。(現在では「未来創想」「冠婚葬祭研究所」などのネットショップが手元供養や仏具などで有名だ)棺の他に骨壷一式、仏衣一式、枕飾りなどのセットと1万円弱で売られている。
供養のアイテムもネットで購入が安い
火葬後に拾骨をした遺骨を骨壷に納めますが、この骨壷もネット通販などで購入することが可能ですが、今は仏壇も仏具もおしゃれなものがたくさん出てきています。
1,000円のものから1万円前後のものまであります。
棺と同様、自分たちで用意されるならば骨壷も生前に準備しておくアイテムでしょう。
関東などでは全てのお骨を拾骨することが多いため7寸のものの購入をお勧めします。
逆に西日本では3~5寸の骨壷を使うことが多いのですが、これは遺骨の一部だけを拾骨する文化の違いによるものです。
今こういったネット販売ショップが増えつつあり、金額も葬儀社で買うよりも安く手に入るそうです。
家送葬通販の場合、売れているものの中で9割は棺だとの噂もあるほど、棺のネット販売は需要があるようです。
葬儀屋さんで購入すると3万円~何十万円すると言われている棺(ひつぎ)。
ネットなら3万ほどで購入出来ちゃうんですね。おそらく組み立て式や折りたたみ式の棺ですと、質のほうは触ると安さが分かるくらいで、見た目にはわからないでしょう。
火葬まで自分で行う場合の様々な問題
・柩の移動はどうするのか?
・ご遺体の保管はどうするのか?
棺を買って納めたとしても、移動するためには特別なワゴン車か大きめの乗り物が必要ですよね。レンタカーという手もあるが、貸渡約款に遺体の搬送を禁止する旨がないかをよく確認しておくことです。レンタカーを借りた際はご遺体から液が染み出したりして車を汚さないためにはあらかじめ大きめの防水シーツでご遺体を包む、ドライアイスを当てるなどの工夫が必要でしょう。
また、自宅安置の場合に必要になってくるのが、ご遺体保冷用のドライアイスです。
ドライアイスは基本的に1日=10kgほど必要で、3,000円~5,000円前後が相場。
葬儀屋さんで購入すると2日分で10,000円は必要でしょう。ネットならもう少し安いですね。
身につける物としてはオムツも必須です。オムツはパンツタイプではなくテープ留めタイプがよい。
また、ご遺族自ら搬送することは法的に禁じられておりませんが、必ず死亡診断書、死亡届などの書類を手元に持っておきます。
まあ上記のように自分たちで運べない場合は寝台車が必要になります。寝台車は距離数で金額が変わります。
※搬送料金は距離で計算されますが、多く見積もって……
10kmで15,000円前後~
150kmだと5万円前後が相場。
1000kmを超える距離だとその搬送料金だけでおよそ30万円かかる計算です。
自力で行う手間
まず、役所や火葬場の手続きを行う手間はもちろん。
棺だけでもかなりの重量。運ぶのは力仕事です。
こういった手間を考えれば、いっそ当たり前のように経費込みで一般的な『直葬プラン』などを10万円~20万円ほどで依頼するほうが手間もなく良い気がする。
棺を単品で購入して全て自分で火葬まで終えるのは骨が折れる気がしなくもない。
もちろん、ネットで棺を購入する方が皆どういった使い方をしておられるのかは不明ですが。。(服の収納に使っているとか、演劇で使用するなど聞いたことがあります)
しかし、もし本当に葬儀屋などの専門の業者を通さず、自分たちで家族が何人も集まって自分たちで故人を着替えさせ納棺する。
この『不便』をもみんなで送る『嬉しい機会』に切り替えて家族で力を合わせて故人の旅立ちを見送れるのであれば、それもまぁ確かに魅力的ではある。
今や葬儀業者に頼らないで自分で葬儀を行う「DIY葬」という言葉まで生まれていると聞きます。棺を自分で作ってしまう人もいるというので驚きです。
ただし、法律の規制がないので柩に入ってさえいればほとんどの火葬場で受け入れはしてもらえるが、火葬場によっては断られるようです。
また、柩の持ち込みの際は場内での運搬のお手伝いに関して斎場職員さんは手伝えないそうです。
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