いいお葬式は担当者(葬祭スタッフ)で決まる/良い担当者の見つけ方

 

 

前回、葬の助では葬儀社の特徴を挙げてみました。

 

■理想的な葬儀社の選び方・葬儀後のギモンや後悔を残さない

 

ここでは、お葬式を終えて満足するために知っておきたいことを記事にしています。

 

お葬式を行うに当たって、自分に合った葬儀社を選ぶことも大切ですが、満足を得られるかどうかは、実は葬儀を請け負う担当者によって大きく左右されるのです。

 

 

様々な葬儀担当者(葬祭スタッフ)

 

同じ会社で同じ教育を受けていたとしても、担当者にも個性がありますので、厳粛な雰囲気を作ろうとするスタッフや、逆にアットホームな雰囲気を作ろうとするスタッフ。そして悲しいことですが、自分の成績アップのために進めてしまうスタッフがいること、これも現実です。

 

なので、「どこの葬儀屋がよいか?」との質問に対しては、おそらくどの業界人でもハッキリと言い切ることはできないと思われます。大きな葬儀社にも小さな葬儀社にも、良い面や悪い
面どちらもあるのが常。しかしおそらく良い面悪い面があるなんてどこの業界も同じでしょう。

 

 

葬送のリスクを知る

 

ただひとつだけ葬儀社には他の業界と違う部分があります。それはズバリ『急な出来事に付け込まれやすく、さらに悲しみに付け込まれやすいタイミング』に行われるということ。これは消費者にとって大きなリスクです。いくら急な出来事でも「ちょっと待って!冷静になるまで考えさせて」とは言えないのが葬送。車が故障しても修理会社の変更はできますし、もし結婚式が決まっていてもキャンセル料はかかっても辞めることはできます。私たち消費者はこのリスクを必ず背負うということをまず知ることが大事。

 

前もって葬儀のことを考えるなんて、不幸ごとを予期しているようで縁起が悪い?

 

そんな古くさいことを言っている時代は終わりました。

 

いかに賢く生きぬいて、死んでいくか。それは大切な人への孝行でもある。

 

物に溢れた時代から物を断捨離していく時代へと変化しつつある今。無駄を省いて合理的に葬儀をしたいと望む方が増えています。いかに無駄をなくし必要なものを残すのかは、葬儀の世界ではいかに生前から準備をしておけるかどうかにかかっているでしょう。

 

では実際問題、担当者を決めていなければどうなるか?病院ないし警察へご遺体を迎えに来た葬儀社の担当者がそのまま式を請け負う流れになるのが常です。

 

どこかの寺の檀家であるなら『まずはお寺へ連絡を』とも言われますが、お寺も葬儀社と繋がりが密接であるので、良い担当者に出会えるか?は限りなく運に左右されます。

 

 

良い担当者を見つける方法

 

ならば自分で事前に良い担当者を見つけておきたい!と、どんな方も思われることでしょう。

 

探しておくことがメリットなのはなんとなくわかった。しかし、いったいどうやって良い担当者を見つければ良いのだろうか?

 

《親戚の葬儀に参列した時に出会う》
人の葬儀は良い見本である。参列した際に担当者と家族の関係、葬儀雰囲気をチェックするように心がけてみる。

 

《見学会、事前相談で出会う》
一番多い方法だ。葬儀を行う前に担当者を決めておくことは、良い担当者を見つけるだけではなく、スムーズに葬儀を行える一番賢い方法。

 

《経験者から紹介してもらう》
ただし、「良い葬儀だったわよ、会館も綺麗しサービスも良かったわ。料理もそこそこだったしね」
例えばだが、このような感想を述べる場合には気をつけよう。葬儀はお金さえだせば綺麗な会館もそれなりに美味い料理も様々なサービスも受けられます。

 

そこで大事な質問!「担当者さんはどんな感じだった?」と聞きましょう。
「……え?う~ん…」と、イメージすら残っていない場合はそれだけ影響力のない担当者で、おそらくオリジナルな考えを提供してくれたり、家族に特別な想いを残せなかった担当者です。

 

良い担当者さんだった場合は家族にとってどんなサービスよりも担当者さんの印象が残りますし、その人の名前まで覚えているものです。しいてはその後自然な流れでリピーター(お得意さん)になります。

 

ただし、これもまた注意しないといけないポイントですが、特に良い葬儀だったわけではないがよく分からないままいつも同じ葬儀社を選ぶただのリピーターもいます。この場合、葬儀会社そのものに大きな不満はないと思うが、特別な決定要素があるわけではないことが多い。

 

なので、「ウチはいつもここでお葬式をしてるの」と言われたからといって、そこが良いとは限らないということ。

 

 

良さそうな担当者を見つけたら

 

さて、たくさんリサーチしていった結果、この人になら全部任せられる!そう思えるスタッフに出会えたとしたら?

 

その方に事前相談をしてもらいます。その際忘れてはいけないことは、実際の葬儀のときに、その方を指名したい旨を家族にも葬儀社にもハッキリと伝えておくこと。これが大事です。

 

実は結構勘違いしていることが多く、わざわざ事前相談したのだし、葬儀のときもそのスタッフに担当してもらえるだろう……と軽く考えてしまいがちなんです。

 

残念ながら、いざ葬儀となると、ひょいっと別の担当者が現れて普通に進めていっちゃう感じなんです。

 

なので生前予約の際も、葬儀社決めと葬儀内容だけではなく、葬儀担当の人まで決めるつもりで挑みましょう。

 

ということで……

 

『事前相談 = 担当者の指名』

 

ではないということを知っておきましょう!

 

何度も言いますが、事前相談に行き、葬儀社及び担当者を決めるときには、きちんとお願いしたい担当者を指名しておくことを、どうか忘れないでくださいね。

 

「○○さんを指名したいのでお願いします!」

 

そう言われると葬儀屋さんだって、人間です。ましてや『自分の死を送るときにあなたにお願いしたい』という、人生で最後のセレモニープランをお願いされるわけです。

 

その主役である本人に指名していただけるということ自体が仕事へのモチベーションに繋がらないわけがありません。

 

「よし、がんばろう!」そう思えるものです。

 

 

担当者を指名すると

「自分にもしものことが起きても、この人がちゃんとしてくれるから大丈夫」などの安心感を得られます。

 

また、葬儀社さんの人情に訴えかけ、しいては誠意ある葬儀を行なってもらえる可能性が高くなるということ。

 

と、いうわけで究極の葬儀社選びは?

 

担当者を見つけること!

 

いかがでしたか?

 

この記事を読み腑に落ちてくださって、事前相談を考える方が少しでも増え、一人でも多く後悔なきお葬式を送ることが出来れば嬉しい限りです。

 

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