終活

飼い主の死後遺されるペット(犬・猫等)のことを生前から考えておく・里親システムを活用も一つの手段

 

 

あなたは、あと何年生きるだろうか。

 

わたしは、あと何年生きるだろうか。

 

きっとだれしもが、ふとした時に頭によぎる人生への疑問。

 

自分の死期がわかっていたのなら、犬や猫のペットなど決して飼わなかったのに……。
少子化が進む中、ペットを飼う世帯が増えている昨今、こんな風に後悔してしまうことってあると思います。

 

自分が亡くなることを知って、ペットの所在を手配することが出来た例などはまだいいですが、単身住みの方が急死となった場合、遺されたペットたちは身内などが引き取れなければほとんどの子たちが保健所へ連れて行かれてしまいます。

 

葬の助自身、愛犬や愛猫に囲まれて暮らす大の動物好きですし、過去には拾った猫を何匹も里親に出した経験もあったりします。

 

今回これをテーマにしたきっかけは、そんな葬の助が、先日出会ったとあるワンコの話から。

 

 

チワワの赤ちゃん

 

これは、わたしが仕事の依頼を受けて先日お邪魔したお宅での出来事だ。

 

玄関を開けたのは無精ひげを生やした男性だった。年の頃は50代くらいだろうか、なかなか人見知りそうな中年の男性だ。

 

この家はどうやら亡くなった故人(年老いた母親)が1人で暮らしていたようで、部屋も掃除が行き届かず散らかった印象である。

 

故人さまに挨拶して、別室に向かうと先ほどの男性の方が右往左往しておられた。相方が納棺の流れの一通りをご説明していると部屋の隅で「くぅ~」と小さな声がした。

 

振り向くと真新しい柵の中に小さくて丸い毛玉のボールのような容姿の生き物がいる。

 

聞くところによるとその生き物はチワワの赤ちゃんだった。「くぅん」と鳴くので「くぅちゃん」と名付けられたその子はしきりに「遊ぼう?遊ぼう?」と、何やらくるくるばたばたしている。

 

葬の助、こんなに可愛い生き物は初めて見た気がしました。

 

しかし、喪主さんである息子さんはくぅちゃんの話になると感極まってしまい号泣してしまうのです。

 

 

くぅちゃんを飼った事情と経緯

・くぅちゃんは、亡くなった母のために2週間前に20万円も出して買ってきたところだった。(その際、散々あちこち探し回ってくぅちゃんを見つけた)

 

・まさか、こんなに急に亡くなるなんて夢にも思っていなかったこと。

 

・自分自身はペットが飼えないマンションのためどうしようもできないこと。

 

・知り合いに頼むしかないので探していること。

 

・本当に可愛がっていたから、母はくぅちゃんを遺して心配しているんじゃないか?いっそプレゼントなどしなければよかったと後悔していること。

 

以上を涙ながらに喪主さんは話してくださいました。

 

 

考えなければいけなかった2つのこと

今回息子さんは、一人暮らしの母親のために良かれと思って飼ってあげただけ。しかし、よくよく考えると、この一件に関してはもっと事前に考えるべきことはたくさんあったのではないかと思います。

 

特に以下のことが抜けていたと思われます。

 

・年老いた一人暮らしの母親に赤ちゃん犬をプレゼントしたこと。(すでにある程度の老犬であればわからなくもない)

 

・母親が万一飼えなくなった場合のことを考えていなかった。(自分が見る覚悟、飼える環境があるかどうか)

 

 

命を育てる前に

 

大切な命を育てる(飼う)こと。共に生きるということは動物から人へ、本当に素晴らしい時間を与えてくれます。

 

だからといって、安易に購入したり飼うのは本当によくないと思います。

 

もちろん、この問題はけしてご年配者に限った話ではなく、単身でペットと住んでいる場合、これから住もうしている方、どんな方でも考えるべき問題である。

 

いろんな事情があるので、完全に防ぐことはむずかしいかも知れませんが、お願いですから『ペットの気持ち』を考えて行動をしてほしい。

 

今回、こちらのサイトを通して里親さんを探してみては?と喪主さんにはご提案しましたが、後日業者さんに聞いたところ無事に引き取り手が見つかったと聞き安心いたしました。

 

 

里親探しのオススメサイト《ペットのおうち》

▼ペットのおうち
ペットのおうち

 

ちなみに、葬の助は4年前ここで捨て犬だった現在の愛犬をもらいうけました。(想像していたより大きくなったが、現在も健康で元気そのもの。笑)
さらにもっと前には、拾った7匹の子猫をこのサイトで無事里親さんにもらっていただいたことがあります。(現在も忘れた頃に写真のやり取りなどをする関係も何人かあります)

 

やり取り内容としては、きちんとサイト運営側が間に入りますが、契約は里親さんになる側と、里親を探している側の両者が直接サイト内にある契約書を書面に起こしてサインを交わして行います。

 

取引の際のメール等のやり取りの中で、怪しい相手などは断って、良さそうな人を探すことも出来ます。

 

本当にここで何匹救われているのだろう。。

 

という思いもありますが。逆にこういうサイトがあるからといって、安易に捨ててしまう、飼ってみる、手離してしまう飼い主が増えてしまわないかとも不安になります。なので正直あまり紹介したくないサイトであることは確かだ。

 

しかし、本当に本当に本当に!

 

どうしてもの理由で飼えない場合は、保健所に連れて行く前に『家族でいてくれた彼ら』のこれから住む場所、『これから家族になる』良い人生のパートナーを見つけてあげる努力をしてください。

 

いかなる理由ですあれ『飼えなくなった』のは人間の勝手ですから……

 

それが最低限の飼い主の責任ではないでしょうか?

 

 


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