アネモネの花言葉と特徴/風を感じる素敵な花は実は悩ましげ

 

 

スペック
別名:牡丹一花(ぼたんいちげ)
   :紅花翁草(べにばなおきなぐさ)
金鳳花(キンポウゲ)科
イチリンソウ属:花輪に使用される
学名:Anemone coronaria
誕生花:1月22日、3月12日 、         3月13日、4月2日(白)、      4月4日(赤)、4月6日

 

 

花の名前の由来

風に揺れる姿が綺麗なことで有名なアネモネ。早春の風と共に開花すると言われている。
細い茎の上に薄く大きな花びらをつけた可愛らしいイメージのお花です。
その姿から妖精アネモネの化身とも囁かれている。

 

アネモネはギリシャ語でANEMOS「風」を意味し、その風に揺れる姿からWind Flowerと呼ばれているそうです。

 

 

北半球から亜熱帯の地域にまで渡る広い範囲に存在し、細かい花びらから大きな花びら(厳密にいうと花びらはなく、アネモネの花びらに見えるもの(花弁)は花びらではなく萼片「がくへん」です)など、その数は120種類とも言われています。
そう、アネモネは花びらのないとっても珍しい花なのです。

 

 

 

アネモネの特徴

原産国は南ヨーロッパ地中海沿岸。日本には明治初期に渡来したそうです。
植える時期は秋で球根植物です。
花を咲かせる時期は2月から5月。今現在も日本に春の訪れを教えてくれる花々のひとつですね。(最盛期は4月)

 

可憐な花ですが茎は太め、芯は空洞なので水に刺してのアレンジがオススメです。

 

葉っぱは細かく裂けたような形が特徴です。

 

温度と光に敏感に反応し、朝開き夜閉じるを繰り返します。そして花の終わり際は開きっぱなしとなる特徴があります。

 

 

 

悲しいエピソード

・キューピッドの射た愛の矢に、誤って傷ついた美の女神アフロディーテは、美少年アドニスと恋に落ちた。ところがそのアドニスはあっけなくも狩りに出た日に、狙ったイノシシに反撃され亡くなってしまいました。。そして残されたアフロディーテが悲しみのあまり流した涙が「アネモネ」になった……などの切ないエピソードがあるのも、花言葉の悲しい意味を感じさせます。そしてアドニスの血から赤い花が咲いたといわれておりこれは日本でいう『フクジュソウ』と呼ばれております。

 

福寿草 (フクジュソウ)幸福と長寿の花

 

正直このエピソードから汲み取れるかどうかはわかりませんが……

 

赤いアネモネは『生命』の象徴ともされ、中央アジア、アルメニアの国花になっている。

 

 

そんな世界的に有名なアネモネは日本のお花屋さんの店頭でもよく見かける花ですが、色によっては花言葉の意味も違ってきますので、プレゼントされるときに参考になさってくださいね。

 

 

花言葉

さて、気になるアネモネの花言葉ですが、良い意味と少し切ない意味が込められております。

 

アネモネといえば「赤」を連想される方が多くいらっしゃるかもしれませんが、実は他にもたくさん色の種類があります。

 

・赤 : 君を愛す
・白 : 希望、真実、期待
・青 : 信じて待つ
・紫 : あなたを信じて待つ
・ピンク : 待望

 

良い意味としては上記の内容です。

 

お見舞いの時などに良いような気もしますね。

 

ちなみに赤は告白時によく用いられるようですよ。

 

白でしたら結婚式で用いられることも。

 

このように見ると全体的に良い意味のあるお花と思うところですが……

 

実はアネモネ全体的にはあまり良くない意味も潜んでいるようでしたので、そちらも記載しておきますね。

 

 

・儚い恋
・見捨てられた
・薄れゆく希望
・恋の苦しみ
・見放された
・嫉妬のための無実の犠牲

 

これはどこか良い意味の対義語のような気もします。
→信じたい気持ちの反面、薄れゆく希望
→捨てられたが、信じて待つ
→捨てられてもあなたを愛す

 

など…

 

お花そのものの意味の中でも良い意味に捉えられるものも。

 

・純潔無垢
・無邪気

 

などの言葉があります。

 

今では品種改良によって更に薄い色の可憐なパステルカラーなども存在します。

 

 

 

気をつけたい注意点!

ご存知の方もいるかもしれませんが、茎を折ったときに出る汁に注意しましょう。触れると皮膚炎・水泡を引き起こすことがあります。

 

自宅でアレンジの際などに気をつけて扱いましょう。

 

 

他のキンポウゲ科の花
・フクジュソウ
・ラナンキュラス
・クレマチス 
・クリスマスローズ 
・デルフィニウム 
・トリカブト 
・オダマキ
・ニゲラ

 

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■花言葉集に関しての内容説明

 

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