スペック
科:キンポウゲ科 属名:オダマキ属 学名:Aquilegia spp. 和名:苧環(オダマキ) 別名:糸繰草(イトクリソウ)、アキレギア 英名:Columbine 原産地:日本、アジア、ヨーロッパ 色:紫、赤、白、ピンク、黄、青など 開花時期:5月~6月 花持ち期間:4~5日程度 誕生花:5月10日、5月14日(紫)、5月2日、6月2日(赤)4/20、4/27、5/20(白)
オダマキの種類
世界に約70種があるとされるオダマキ属。日本にはヤマオダマキ(紫褐色)と、ミヤマオダマキ(青紫色)、この2種が山地から高山にかけて分布しています。一般に出回っているのはセイヨウオダマキの改良品種で、多彩な色や花姿を誇っている。
名前の由来
「オダマキ(苧環)」とは、麻糸を巻いておくために使われた道具のことを指しており、形がそれに似ていることから「オダマキ」と命名された。
糸巻きに似ているということで、日本では別名「イトクリソウ(糸繰草)」とも呼びます。
英語名では「Columbine」(コランバイン)と呼ばれていますが、コランバインは西洋の道化師の妻(娘とする説もあり)の名前だという説があります。
この女が持っていた杯がオダマキの花に似ていたことから命名されたとか。
花言葉
花そのものの花言葉
・愚か(Folly)
赤色のオダマキの花言葉
・あの人が気がかり、心配して震えている、素直
白色のオダマキの花言葉
・あの人が気がかり、愚劣、たわけ
紫色のオダマキの花言葉
・勝利、捨てられた恋人
「Columbine(コランバイン)」は「鳩のような」という意味で、また花の形が鳩の巣に似ているとされフランスでは「聖母の手袋」などと呼ばれます。(どんな解釈なんだー!という叫びは置いといて……)
ライオンが好んで食べる草であること。
もしくは、ギザギザの葉がライオンの歯に似ることから、以前は「ライオン草」と呼もばれていたこともある。
勝利という花言葉の由来としては、かつてヨーロッパでライオンがオダマキを食べると考えられていて、そのため「勇気が出る植物」としてゲン担ぎに使っていたことからきているとも言われる。
国花とする国
※アメリカでは各州の州花が重視されるためあまり知られていませんが、実はアメリカ合衆国の国花なのです。(セイヨウオダマキ)
ちなみに、オダマキの国花であるアメリカ。有数の高山が存在していますが、その中の北アメリカに佇むロッキー山脈(標高4401m)に咲き誇るオダマキは丈夫でよく育つために、盛んに園芸品種として育てられてきたということです。
花言葉など、意味合いはあまり良くないものの、人気が衰えないのはその美しすぎる容姿のせいでしょう。
上品に頭をもたげる姿、家にそっと咲いているとたちまちお家の中も華やかな雰囲気になりそうです。
※追記
2017.05.21
昨日記事をアップさせていただいた矢先、山陰の鳥取にある百名山のひとつである大山(だいせん)の登山に行ってまいりました。
なんとタイムリーに高山に咲く天然のオダマキを発見!この偶然に心踊り、もはや花言葉の意味など吹っ飛んでしまいました。笑
写真を載せておきます。
(たしかに葉っぱもライオンのようだ)
他のキンポウゲ科の花
・フクジュソウ
・アネモネ
・ラナンキュラス
・クレマチス
・クリスマスローズ
・デルフィニウム
・トリカブト
・ニゲラ
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