葬儀費用を3つに分類すると……
●葬儀社へ支払う葬儀費用
●葬儀社が建て替える実費
●宗教者への支払い
さて、上記のように葬儀にかかる費用を3つに分けてみました。
これらの支払いについて葬儀打ち合わせの際には、『基本料金』と『オプション』の区別、追加料金が発生するケースについてしっかりと確認することが重要なのです。
今回は葬儀費用について記事を書かせていただきます。
『葬儀一式』と一言にいってもその中に何が含まれているのかは、当然ながら葬儀社によって違います。また、葬儀社への支払う以外にも何かと費用が発生しますし、トータル(MAX)がいかほどになるかを予測し、負担が重くならないようにしましょう。
よって葬儀費用の見積もりはとにかく落ち着いて、よく確認することが大切です。
気になる葬儀費用の全国平均は?
では、葬儀全体で大きく分けて一体何がどれくらいかかるのか?
(2013年、日本消費協会の報告書、第10回「葬儀についてのアンケート」の調査から抜粋)
※各項目の金額はあくまで平均額であり、以下3項目の合計と費用合計は一致していない)
●葬儀一式の費用
(葬祭業者への支払い)
122万2,000円
●寺院費
(詠経、お布施、戒名(不要な場合も)
44万6,000円
●通夜からの飲食接待費
33万9,000円
【葬儀費用の合計】
188万9,000円
全国平均=およそ189万円
弔問客からの香典の平均額は89万と言われていますが、これを差し引くと……
実際にかかるのは約100万円ということになる。
収納管理のポイントは?
①喪主から預かったお金は全て出納簿に記録すること。
②香典袋を確認し、全ての名前と金額を記入すること。
③必ず2人以上で行い、他の係や役割とは兼任しないこと。
基本料金に含まれるものは?
基本料金に含まれるものはだいたいこの3つ。しかし、そのほかにも基本料金に含まれているサービスももちろんある。
当然ながら、この基本料金設定はランク分けをされていたりと葬儀社により様々だ。
●祭壇
●お棺
●進行のための人件費
オプションとなるものは?
●生花
●花環
●式場設備
●会館使用料
●ご遺体維持費(ドライアイス、化粧等)
●布団
●飲食費
●ご遺体搬送料
などなど、あげるとキリがないほど出てきます。中にはメッセージカード1つ取っても『売り』である場合もある。
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追加料金に慌てないためには?
さて、そういった細かなオプションがどこまで必要になってくるかという問題は実はかなり重要。
ここを見積もりの際に、しっかりと詳細確認をしておくこと。
安さが売りの家族葬ホールで葬儀をしたが、結局一般葬並みにお金がかかったというのは良くある話。
ひとつひとつ納得しながら進めたいものです。
ちなみに一旦葬儀社が立て替え、あとで精算する実費は、金額が決まっている斎場代と、弔問客の数によって変化する飲食接待費や返礼品代があります。
通夜振る舞いや精進落としなどの飲食接待費ですが、料理のランクや酒類を提供するかどうかで、最終的な金額に大きな差額が生まれると覚えておきましょう。
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