葬儀関連のこと

なぜ人はお葬式を行うのか。お葬式って必要?お葬式の目的とは?

 

 

今回葬の助では

 

『人は亡くなるとどうしてお葬式を行うのか』

 

という素朴なギモンを自分なりに調べてみました。

 

そもそもお葬式って必要なの?

 

私たちはこの世に生を受けてから亡くなるまでのあいだに、たくさんの方々とつながりを持ち、また命を育み、家庭を築き社会生活を営みます。
このように、私たちは常に誰かと繫がりながら生かされており、決してひとりで生きている訳ではありません。おひとりで暮らしている方でさえ、必ずなんらかの形で社会の一部として生きているのです。

 

生を受けたからには終わりが来ることを避けることができませんので、どんな方にでもいつかは『最期の時』が必ず訪れるということです。

 

 

お葬式をする目的

○社会的な処理
社会に対し、各種届の提出をする。(戸籍の変更、相続手続きなどをする)

 

○お体そのものの処理
火葬や土葬などで故人を埋葬する。日本はほぼ火葬です。

 

○非嘆の処理
(グリーフェデュケーション)

残された家族の心を整理する。悲しみの中にある人の心に寄り添いなぐさめる。

 

 
○教育的役割
生あるものはいつか亡くなるのだと、改めて生きている人間に知らしめる機会であり、いのちの大切さを再確認させる。

 

○亡き人の精神の処理
各自の伝統的な方法に基づいて故人を次の世へ送り届け、あちらでの幸せを願ったり生まれ変わること、または安楽を願う。

 

○感情の処理
滞りなくお葬式を執り行うことで、自己を納得させ、たたりがあるのではなどの恐い気持ちを和らげる。

 

こんな感じで、お葬式と一言に申しましてもさまざまな角度からの必要性を改めて感じます。

 

 

ん~それでも、お葬式って必要?

 

 

まだまだそう思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

 

ちなみにそういう方に朗報?

 

 

葬式とは必ずしも行わなければいけないものではない?

ということをご存知でしょうか?

 

そうなんです。実は法的にはなにも問題はないのです。亡くなられたあと、必要な書類を行政機関へ提出し、火葬をする場合は火葬許可証をもらい火葬する。これだけでも問題はないのである。

 

おどろき桃の木ですね!

 

実はこれ、小学校の卒業式とよく似ています。卒業式も、本当のことを言っちゃうと、校長が卒業証書を生徒に渡すだけで話は終わりなんです。

 

別に卒業式をしなかったからといって、学校が罰せられることはないそうなんですね。

 

では、なぜ学校は卒業式を執り行うのかを考えてみました。

 

●代々引き継がれてきた母校の伝統、そのバトンを次の代へと自分たちが引き継いでいくのだと自覚させる。

 

●これまでの学校生活でお世話になった方々、支えてくれた方々へお礼と旅立ちのご挨拶として。

 

●終了証書を受け取り、社会的に大人になるひとつの過程(プロセス)を終了したことを表明する。

 

おそらく、この3つが卒業式の役割なのだと葬の助は思います。

 

では、もしも急に卒業式をしないとなればどうなるでしょうか?

 

おそらく、今まで続いていた伝統、当たり前に行われてきた卒業式がなくなると聞けば、学校に対して間違いなく非難が集まるでしょう。卒業式は、可愛い子供たちの区切りの時の晴れ舞台ですから「旅立ち」を演出することは、彼等(子供自身、親)のその後の人生において大切な出来事になることでしょう。

 

こう考えてみると、周りに納得してもらった上での『卒業式を行わない方法』が、いかに非現実的で難しいことなのかがわかると思います。
卒業式はあくまで団体行事なので比較にはならないかもしれませんが、これの規模の小さいものがお葬式とよく似ているこではないかなと葬の助は思っています。

 

やはり実際は……

 

『お葬式をしない、したくない人がそれを実現させることは難しい』

 

のが現実。

 

当人たっての希望で「お葬式はいらない」と言ってしまうのは簡単です。

 

ですが、実際に亡くなられた方をおくるのは遺族側ですから、故人が生前に口頭だけで「お葬式はいらないよ」と、伝えていただけだったとしたら……とてもその言葉に簡素的な葬儀をするだけの力はないでしょう。

 

人が亡くなるといろんな感情が絡み合うもので、日頃会いもしない遠い親戚が口を出してきたりするものです。

 

すると、本人の希望で〜……なんて言っていられなくなります。

 

例)「直送(お葬式をせず火葬する)なんて、故人が無念じゃないか」

 

例)「なぜ故人を大切に扱わないのだ?」

 

例)「たたりが起こったらどうする。何かあったら責任取れるの?」

 

たとえばですが、もしもこんなことを言われてしまったら、普通の精神の持ち主なら不安になっちゃいますよね?

 

ですが、いざ遺族側がお葬式をしないと言いだせば、たちまちそんな言葉が普通に飛び交うでしょう。

 

それくらい……!

 

『一般的なお葬式』

 

『しきたり』

 

を、重んじている人が大半なのですね。

 

ズバリ。

 

お葬式をしない選択をするとき、
一番大きな壁となるものはおそらくコレでしょう。

 

 

お葬式をしないと世間的な圧力がかかる

たとえお葬式をしないことを家族が良しとしても、故人に所縁ある人々の中には黙っていない人もいるかもしれません。故人の尊厳はどうするんだ?などと言われながら「お葬式をしない」選択を下すのはよほど勇気がいるのではないだろうか。

 

もし、どうしても周りに納得してもらい、お葬式をしない方法を望むのであれば、事前に口頭で遠い親戚にまでお葬式をしたくない旨をきっちり伝えておくことが大事でしょう

 

 

もちろんそれも1つの選択肢である。

 

上記を踏まえた上で、忘れてはいけないこと。

 

1.お葬式は自分のために行うのではない。

 

2.遺された遺族のためにあるということ。

 

3.選択が出来る状態であるのなら、遺される遺族のことを考えて、選択すべきである。

 

お葬式とは、確かに建前で行うものかもしれません。
しかし、お葬式を行えば故人が関わりを持った色々な方々に対してもお別れの機会を設けることができるわけですから、建前でも大いに意味はある!と言えます。

 

それでもやっぱり

 

『お葬式はいらない!』

 

と主張し、実際たくさんの方が実践していらっしゃいます。

 

『しきたり』

 

『世間の目』

 

『お寺との関係』…etc

 

などなどを一切気にしない、オリジナルなおくりかたがしたい!という考えも葬の助自身は、わからなくもないところ。。

 

 

 やはり……

 

『おくる方法』より

 

『おくる気持ち』が大事!

 

ということでしょう。

 

ただ、直送をするにしても、棺桶は買わないといけないでしょうし、故人のお身体の搬送、火葬費用などお金はかかるでしょう。

 


 

※最後に(葬の助の思い)

 

自分ごとのようで恐縮ですが……故人がもし綺麗なお顔であればそのままでも問題ありませんが、目や口が開いていたりヒゲが伸びていたり、お顔色が悪いようであれば、納棺師に依頼し、お顔周りだけでも整えてあげてほしいなとは葬の助の願うところです。なんといっても最後のお顔ですから。

 

最低限どのように故人の尊厳を守るのか?を考えながら見送っていただきたい。

 

結婚式をしない夫婦が増えている昨今ですが、卒業式をしない学校は極めてまれです。(災害などがあった土地ではできない場合もあった)

 

人生の節々には本当に色々な儀式があります。

 

たったひとつの人生の最後を飾るセレモニーを

 

『自分』はどう捉えるのか。

 

『家族』はどう捉えるのか?

 

を、考えて生きることが大事なことだと、葬の助は思う。

 

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参考までに以下の記事もご覧ください。

 

理想的な葬儀社の選び方・葬儀後のギモンや後悔を残さない

 

いいお葬式は担当者(葬祭スタッフ)で決まる/良い担当者の見つけ方

 

■お葬式の形式の違いによる良し悪しまとめ(一般葬・直葬・密葬・家族葬・自宅葬・社葬・合同葬・お別れ会・自由葬・生前葬・無宗教葬)

 

■新しいお葬式の形式/生きているうちにおこなう生前葬は全く概念の異なった式典

 

■新しいお葬式の形式/自由葬の様々な形[無宗教葬と宗教葬][音楽葬・生前葬・お別れの会]

 

■亡くなった状況と行動(病院編) 病院で息を引き取った場合

 

孤独での最期と『村八分』の言葉の中に見る現代葬儀の形とコミュニティの大切さ

 

ご安置ホテル・ご遺体ホテル・ラストホテルについて解説【葬儀難民】の増加について考える

 

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遺されるペット(犬・猫等)のことを生前から考えておく・里親システムを活用も一つの手段

 

 

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