葬儀関連のこと

新しいお葬式の形式/生きているうちにおこなう生前葬は全く概念の異なった式典

 

 

もしも、あなたがもうすぐ亡くなってしまうと知ってしまったら、

 

誰に何を伝えたいと思うだろうか。

 

現代葬儀の中には、自由な葬儀形式が次々に生まれている。

 

生前葬と呼ばれるのもそのうちのひとつ。

 

 

生前葬とは

 

本人が生存しているうちに本人の意思により行われる葬儀です。

 

「生きているうちに、自分がお世話になった人や縁ある人を招いてお礼を述べたい」という基本的な考えの元、行われるケースが多いと言います。

 

内容は、カラオケ大会や立食パーティーといった奇抜な形式のものから、音楽葬や演劇葬など凝ったものまでその表現方法はさまざまです。

 

生前葬は全体として無宗教で行う「お別れ会」形式を取られる方が多いようですが、きちんと宗教的な葬儀を行う場合とどちらもあるのが特徴です。

 

また、生前葬を行うことにした場合は、招待状にその主旨をはっきりと表明し、先方に快く出席してもらえるような配慮が当然ながら必要になってきます。

 

 

生前葬は将来的に増える?

 

1995年に東京都生活文化局が、「葬儀にかかわる費用等調査」を行った。

 

その結果によると、お葬式についての新しい考え方として「生前葬」を知っている人は全体で62.5%。

 

そのうち女性が67.7%、男性が57.7%。

 

一方で生前葬についてはどう思うかの問いには「関心がない」「考えたことがない」が全体の約7割を占め「是非やってみたい」「やってみてもよい」あわせて1%台と極めて少ない数字だったといいます。

 

ただし、これはあくまで20年前の話。

 

今後はどうか?と考えれば話は変わってきそうです。

 

このまま少子高齢化が進んでいくと、計算上では4人の親を2~3人の子どもが葬送しなければならない時代がくるのではないかと言われている。

 

そこで、生きているあいだに親は子どもの負担を少なくするため、自分で生前葬を行うようになっていくのではないか?と囁かれているというのです。

 

 

有名人における生前葬の例

 

生前葬は認知度こそ高くなってきましたが、実際に行う人たちはいまのところごく少数でしかありません。

 

一方で有名人(著名人)が行う例は増えてきてますね。

 

水の江瀧子さん、漫画家の赤塚不二夫さんなどが有名でしょう。

 

『喜寿(きじゅ=77歳)』を迎えたことを機に執り行われたのは水の江さんの生前葬。
このとき俳優の森繁久彌氏が葬儀委員長をつとめ、代表献花は故三船敏郎氏が、司会は永六輔氏がつとめた。

 

こんな豪華な顔触れ(キャスト)で、生きている本人を目の前にユーモラスな弔辞が次々と披露されたという。

 

この葬儀は芸能界の大御所に相応しいたいへん『笑いが絶えないにぎやかな別れ』となったそうだ。

 

とはいえ、こんなお葬式なんて、結局は華々しい社交界だからこそ成り立つのだろう。

 

などと冷めた見方もあるようです。

 

しかし、『故人』とともに過ごした喜びを『逝く者』と『遺される者』が集まって演出する。そう考えれば意義のあるお葬式なのかも……とも思わされる。

 

 

生前葬の価格と抱える問題

 

小規模な葬儀であれば、その費用は30万円前後といわれています。

 

生前葬を取り扱う葬儀屋も少しずつではありますが、誕生しているのは確かです。

 

しかし、日本は古来より“死”を特別視する文化を持つ国ですので、この生前葬なるものは人によって“悪趣味なこと”と捉えられたり”嫌悪感を”抱く方もいるでしょう。

 

それもこれも世間における生前葬に対する認識の薄さから生まれる問題です。

 

では、生前葬についてのメリットとデメリットを考えてみましょう。

 

 

2つのメリット

●故人(主役)が生きていること。
そのため、直接にこれまでの感謝を述べたり、言い残していた事を伝えることが出来たりするというのは大きなメリット。

 

●故人(主役)が自分で決められる。
お金をかけたい部分であったり、参列していただく人選から演出項目に至るまで自分自身で選択することができる。これも大きなメリット。

 

 

デメリット

●先述したように、生前葬というものの認識が世間一般的に薄すぎて、せっかく生前葬をしたのに、実際に亡くなってからまたもう一度お葬式をする事態になってしまう可能性がある。(つまり2度葬儀費用がかかる)

 

しかし、これをデメリットと考えるかは難しいところで、実際に亡くなってから体をただ単に火葬するだけというのも偲びない気がするのが人の心情(日本人の心)というもので、本当に命が尽きた2度目のお葬式は、参列者を呼ばず小さい規模の家族葬という形で行う場合もあるようです。

 

その際、一度生前葬をしているため故人好みの葬儀形式などを遺族はある程度理解しているので、内容の決定事項をスムーズに行いやすいというのもあるでしょう。

 

ここでは、デメリットも上手くやればメリットに変わりそうですね。

 

 

生前葬の誕生で

 

“お葬式は死後に行うもの”という多くの方がなんとなく持っていた概念が、今変わろうとしています。

 

生前葬は「今までの人生の死」

 

この位置づけとすることで、第二の人生を再スートする。

 

このような終活の式典として生前葬を活用される方もいらっしゃるようですね。
まあこの理由で参列者を集めてまで行うのはよほどの再スタートなのでしょうが、参列者としては本当に亡くなるわけではないお葬式のお誘いはちょっと困るかも。

 

生きているうちに葬式を行うなんてなんとも不思議な感覚だと思います。
しかし近年、毎年数百人程度ながら、生前葬を行う方々が確かにいるというのです。

 

事実、死の直前は見るに堪えない姿になって、お礼を言うどころか話もできず苦しみの中亡くなってゆく人がいます。

 

そして悲しいことに、こういう方が大半を占めているのではとも葬の助の現場では感じています。

 

生前葬とは早い段階で死を覚悟する方が元気なうちに、みんなが知っている元気な笑顔のままで、あらかじめ行える、『感謝・お礼の会』なのかもしれません。

 

もし、ご自身やご家族のお別れを考えたとき、生前葬に興味を持ったのであれば一度その意味と特徴を知った上で、ご家族で話し合ってみてはいかがだろうか。

 

そういう議題の会話をすること事態、家族みんなが良い終活を意識するきっかけにもなることでしょう。

 

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