供養・埋葬葬儀関連のこと

どこまでもオリジナルで自由な無宗教葬の特徴と注意点/供養の方法などを解説

 

 

無宗教葬とは

無宗教で行う葬儀のことを無宗教葬と呼ぶようになり、一般的にも知られるようになってきました。

 

これというのはいわゆる宗教にとらわれないお葬式のことです。

 

確かに葬の助の周りでも近年、無宗教での葬儀を選択するという方が増えてきているという実感があります。

 

これまで代々行ってきた仏式などの他の宗旨に習わず、無宗教で行うと後々にはどういう形で故人を偲んでいくのだろう?という漠然とした疑問も生まれることと思います。

 

ちなみに、この葬儀形式の決定は故人の遺志または家族の考え方によって選ばれます。

 

さて、いざ無宗教でお葬式をするぞ。と決めたのであれば知っておきたいいくつかのこと。

 

まず、仏式の葬儀のように決まったかたちがないということを前提に考えなければいけません。

 

決まった形がないということは、逆を言えば、自分たちでどうしたいかを考える必要があるということ。

 

 

無宗教葬で行う主な方法

 

・故人のよく聴いていた音楽を流す

 

・生前に愛用していた思い出の品をお飾りする(ゴルフ・手芸・絵画・バイクやマウンテンバイクなどを飾ることも)

 

・集まった人々で故人との思い出を語る

 

・好きだった紅茶とお菓子などで偲ぶなどは仏式では考えられない雰囲気であったりする。

 

など、無宗教葬とは実に自由なもの。どうすれば本人らしいお式になるかな?と考えたうえでその想いを形にしていきます。

 

 

葬儀社選びも重要なポイント

 

当然のことながら「無宗教での葬儀を考えている」ということを伝えますが、いろいろな方法を提案してくれる葬儀社を選ばなければいけません。

 

葬儀社の中にはお寺とタッグを組んでいるところもあるのでさりげない強引さで宗教葬を勧められてしまう可能性もあると思っておいた方がよいです。

 

また、特定の宗教でお葬式を行うことで売れるオプションサービスや備品もありますので、無宗教葬は基本的に葬儀社にとってはお金にならないお葬式と考えるのが無難です。

 

万が一、不安を煽られたり心が揺らぐような事態になっても、あなた自身が無宗教葬で送ることの深い意味を知り、強い意志を持って提示することが大切です。

 

言い方はよくないですが、実際『今までのしきたりを破る』わけですから、親類一同などにも理解してもらうためにはお葬式を行う側のあなたがまず、無宗教葬を知る必要があるわけです。

 

 

無宗教葬では何を大切にするべき?

 

その中でも『人の言葉』がイチバン心を打つと言われています。

 

実際にお式をされた時には、『心を込めた言葉で送る』ことを中心に考えられるとよいのではないでしょうか?

 

きっと温かなお葬式になることでしょう。

 

 

無宗教葬の一連の流れ

基本的には、仏式での葬儀とは大きくは変わりません

 

ご逝去(病院の場合)
↓
ご自宅(または安置施設へ搬送)
↓
葬儀の打ち合わせ
↓
納棺
↓
通夜
↓
告別式
↓
火葬(荼毘)
↓
お骨上げ
↓
料理を召し上がる(精進落とし)
↓
初七日

 

本当に仏式のお葬式とほとんど変わらないんだ?と思いますよね?多くの場合このように告別式当日に初七日まで行い、49日まで行うことがあるようです。
(親族への建前上であったりする)

 

 

式進行の一連の流れ
故人の人柄家族や参列者との思い出を司会者がナレーション
↓
献奏
(故人がよく聴いていた音楽を演奏したり曲を流す。その際写真のスライドショーなどの演出を行うことも)
↓
お別れの言葉
・家族
・親族
・親しい友人
少しずつ皆さんで故人との思い出を語る
↓
献花や献灯
(故人の好きだったお花を手向ける)
↓
喪主の挨拶

 

 

無宗教葬は時間が余ってしまう?

 

自由なお別れのためにみなさん色々と計画をすると思いますが、ナレーションは依頼しプロに頼む方がよいでしょう。
それというのも、実は式時間を使い切れないで終わってしまう例などがあるのです。

 

仏式の葬儀では、式中の7割くらいの時間はお経が読まれており、参列者は1人ずつ焼香をあげるなどの長い時間を要しますよね。

 

式時間は、通夜は30分、葬儀は1時間が一般的。

 

無宗教葬で行うとはいえ、あっという間に式を終わらせてしまうのは参列者側にもまずいので、少なくても通夜で15分、葬儀で30分はフリータイムの時間を使わないといけません。(この時間を使い切るのが以外と大変なのです)

 

手紙を読み終え、スライドショーや音楽も終わったのに早く終わりすぎて格好がつかないなんてことにならないようにしたいですね。

 

ナレーションは葬儀担当者が行う場合もありますが、ナレーターは総合的な演出を相談の上考えて下さいますし、上手く間を操ってくれることでしょう。無宗教葬には必要不可欠かと思います。

 

 

世界に2つとないオリジナルなお葬式

 

ともあれ考え方ひとつでこんなに自由な送りかたが出来るんだと思うと、魅力的ではある無宗教葬。

 

料理ひとつにしても式場で食事がOKな会場であれば立食しながらお式を行うこともできるだろうし、逆に準備しない。という選択肢もある。

 

しかしあまりにも自由なため、家族だけではどうすれば自分たちらしいお葬式が出来るかなかなかイメージできないもの。

 

やっぱり葬儀は基本的に葬儀担当者の人柄や提案力で左右されます。

 

無宗教となると、その違いは歴然でしょう。

 

どれだけ家族の要望をしっかり汲み取ってくれるか?

 

葬儀という空間をどんな提案でプロデュースしてくれるか?

 

限られた時間の中で、奇抜な発想を切り出してくれる葬儀担当者さんがいたりします。
好きだった趣味趣向、心残りだったこと、本当に些細な要望を汲み取って、自分の手でオリジナル祭壇を手作りしてくれたり、サプライズを一生懸命に考えてくれる葬儀担当者さんも存在します。

 

無宗教葬では世界に2つとないオリジナルな送りかたをされた方々がいる。

 

しかし、親戚などとトラブルになったり、式がだれてしまうなどの失敗例もある。

 

葬儀社は宗教葬というテンプレートにはめて今までのお葬式を取り行ってきましたが、無宗教葬という概念が増える中でどういう新しい提案やサービスをしていこうかという部分においては、まだまだ手探りなのではないかと思います。

 

 

※注意点

無宗教で葬儀を行う場合には、なるべく早い段階で供養をどうしていくか。を考えなければいけません。

 

戒名、焼香、位牌、仏壇、49日、1周忌といったものは全て仏式の習いですから、供養する対象も何もかも変わってきます。

 

もちろん、無宗教で葬儀を行えば戒名(法妙)もありませんし、法要も行いません。

 

 

供養の方法

・家族で命日の日にはあつまる

 

・お墓は俗名(生前の名)を刻む

 

・家には仏壇の代わりにメモリアルコーナーなどを設ける。

 

 

 

 

 

このように、今は宗教色の薄いモダン仏壇なども続々出てきています。
供養の仕方をどうしていくかは自分たちで考え、決めていきます。

 

何度も言いますが、無宗教供養はほとんどの方が慣れている供養方法ではないので親族の理解も必要です。
(田舎であったり由緒ある家柄ではなかなか受け入れてもらえないのが実情かもしれません)

 

トラブルにならないためにも、こういった様々な点に注意をしながら、無宗教の葬儀は選択されるようにしてください。

 

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