法事・法要・お供え物

お盆を迎える前に用意しておきたい盆提灯は最高のお供え物

 

 

盆提灯の役割

盆提灯には、お盆にご先祖様がご自宅へ迷わず帰ってくる目印として「迎え火・送り火」の大切な役割があります。
またご先祖様や故人の冥福を祈り、感謝の気持ち込めたお盆の供養を表します。
これが実はお供えのなかでも最高のものとされているんです。

 

古くから新盆を迎えた家へ、親戚や故人と親しかった方が盆提灯を贈るという習わしがありました。
贈られる際は、ご先祖へ感謝の気持ちを込めて贈りたいものです。
このページでは、あまりにも多種多様である盆提灯を所々で紹介しています。
写真がたくさんで読みづらかったらすみません。

 

お盆には全国各地でさまざまな伝統行事が行われますが、お盆の行事は古くからの農耕儀礼や祖霊信仰などが融合して伝わった風習が多く、地域や宗派によってその違いはさまざま。
しかし、家族や親戚が集まり、先祖や故人を偲び、今日ある自分を今一度見つめるという、お盆のそのものの理念は昔も今も変らないものでしょう。

 

 

盆提灯は最高のお供え物

新盆を迎えた家へ、親戚や故人と親しかった方が盆提灯を贈るという習わしは古くからありまして、盆提灯はお盆のお供えとして最高のものとされています。

 

 

盆提灯を贈る

盆提灯を贈る場合、絵柄の入った盆提灯を贈るのが一般的です。
相手先のお盆の準備の都合もあるので、早めの時期に届くように手配するのが良いでしょう。一対で贈るのが正式ではありますが、必ずしも一対でないといけないということはありません。

 

 

盆提灯の価格

盆提灯の価格は、たとえ大きさが同じでも材質やつくりの違いによって様々です。贈られる相手先との関係を考えた上で、予算に合わせて選びます。

 

 

お盆とは

お盆は旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式です。
先祖の霊があの世から帰ってきて、家族と共にお盆の間ひとときを過ごし、再びあの世に帰っていく。
このような考えの元、日本古来の祖霊信仰と仏教が結びついてできた行事です。

 

東京では7月13日から16日、その他の地方では8月13日から16日にお盆を迎えます。また、8月のお盆のことを旧盆とか月遅れのお盆といいます。
ちなみに13日に迎え火で先祖や故人の霊を迎え、16日に送り火で送ります。

 

 

盆提灯の飾る場所は?

精霊棚(盆棚)の前、もしくは仏壇の前に飾るのが基本。
新盆用の白提灯は、玄関や部屋の窓際、仏壇の前などに吊るすことが多い。

 

 

盆提灯の購入時期は?

一年を通して購入することが出来るのでいつ用意してもよい。しかし、お盆の時に用いるので6月から8月の購入が中心となる。

 

 

盆提灯の飾る数は?

特に決まりはない。スペースがあればたくさんの盆提灯を飾るという風習の地域もあります。
一対で飾るのが理想ですが、スペースの問題もありますので、飾る場所が狭いときには一つだけでも大丈夫。

 

 

盆提灯を購入する人は?

盆提灯は、地域によっては親戚の人が贈る風習が強いところもあります。ご自分で用意されるのも、贈られるのも、どちらでもOK。
※ただし新盆用の白提灯は身内の方が用意するものですのでご注意を。

 

 

家紋入り盆提灯とは?

盆提灯には家紋を入れることができるものもあります。しかし、その場合家紋を入れる製作期間が平均2週間くらい必要となるようです。特別な盆提灯を用意するなら早めに手配することをおすすめします。

 

 

盆提灯を飾る時期は?

7月のお盆の場合は7月初めから、8月のお盆の場合は8月初めから飾っても大丈夫です。
お盆が明ける17日以降に片付けます。

 

 

盆提灯の点灯時間は?

盆提灯は夕方から点灯するのが基本です。
現在の盆提灯は、ほとんどが電気灯、あるいは電池灯で安全性も高いです。長時間点灯していても大丈夫ですが、適宜スイッチを切るようにしましょう。
基本的には、夜を中心とした点灯とし、お盆の間は必要に応じて昼間も点灯したらよいのではないでしょうか。
※ローソクで火を灯した場合は、危険ですのでくれぐれもその場所を離れないように。

 

 

盆提灯の火袋は?

盆提灯の明かりが灯る部分を火袋(ひぶくろ)といいます。盆提灯には絹を張った火袋と、紙を張った火袋の製品があります。

 

●絹張りの製品→光りが通過しやすく明るい雰囲気

 

●紙張りの製品→幽玄な雰囲気

 

絹張りには二重張りの製品などもあります。内張り・外張りの二重の火袋となり、より柔らかいイメージの光が灯ります。

 

 

盆提灯は親戚でなくても贈ってよい?

盆提灯は故人の供養のみならず、お世話になった方への感謝の気持ちを表すものですので、親戚でなくても盆提灯を贈るのは大変よいことです。

 

 

新盆の家は、白提灯以外は購入してはダメ?

新盆の場合、以前は新盆用の白提灯は故人の家族が購入し、絵柄の入った普通の盆提灯は、兄弟や親戚などから贈られていました。
昨今では、盆提灯を飾るスペースなどの住宅事情を考慮し、兄弟、親戚などから盆提灯用にと現金で頂戴して、故人の家族が全て用意する場合も多くなっているといいます。
もちろん、普通の盆提灯が親戚などから贈られない場合は、自分で用意する必要があります。

 

 

お盆が終わった盆提灯は?

新盆用の白提灯は、以前は送り火で燃やしたり、自宅の庭でお焚き上げしたり、菩提寺に持って行き処分してもらっていました。
しかし最近は、火袋に少しだけ火を入れて燃やし、鎮火を確認してから新聞紙などに包んでゴミとして処分する場合が増えています。(形だけお焚き上げをするという感じ)
普通の絵柄の入った盆提灯は、毎年飾るものなのでお盆が終わったら火袋をよくはたき、きれいに拭いて箱に入れて大切に保管。防虫対策に、防虫剤を一つ入れると安心です。

 

 

盆提灯は毎年飾るの?

盆提灯には迎え火と送り火の役割があるので毎年お盆に飾ります。
ただ、たくさん頂いた盆提灯を毎年飾るのが大変だという場合は、2~3年後に少しずつ飾る数を減らしていきます。

 

 

盆提灯は宗派によって違いはある?

宗派による違いはありません。
どの宗派でも盆提灯を飾りますが、地域の慣習によって飾る盆提灯の種類が多少異なる場合があるようです。

 

 

盆提灯は亡くなった人がいなければ飾らない?

盆提灯はあくまでご先祖のためものです。
どの家庭もご先祖がいるから今日がある訳です。先祖を供養し、仏さまに感謝するために盆提灯を飾るのはよいことです。

 

 

葬儀に使用した提灯をお盆にも使用してもよい?

葬儀の後の四十九日まで、盆提灯に似た提灯を飾る場合があります。しかし、これは故人が安らかに成仏することを願って飾るもの。
盆提灯は、先祖や故人の霊を迎え供養するために飾りますので、区別して使用することがほとんどです。

 

 

その他にお盆を迎えるにあたって用意しておきたいもの

《盆花(ぼんばな)》

 

《吊り下げ金具・スタンド》

 

《お供え物机》

 

《真菰(まこも)セット》

 

《盆棚・精霊棚》

 

《掛盤膳》

 

《フリーズドライ・ご先祖様》

 

《導師用座布団》

▼以下は初盆の一式セットです。

 

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